| 銘柄 | 予想 | 当日騰落 | 判定 | コメント |
|---|---|---|---|---|
| 東京エレクトロン (8035) | 順張り | +3.26% | ◯ 想定通り | 業種別上位に登場、半導体関連の上昇継続がプラスに寄与するか注目 |
| ソフトバンクグループ (9984) | 順張り | +13.96% | ◯ 想定通り | 前日は業種別上位、本日プラスを維持できるかが重要なポイント |
| アドバンテスト (6857) | 順張り | +8.77% | ◯ 想定通り | 米半導体株急伸を受け本日しっかりしたプラスになれるかが焦点 |
| レーザーテック(記憶者) | 逆張り | - | 未検証 | 時間外で上昇、信用買残はやや減少も倍率は依然高く需給は重い |
| トヨタ自動車 (7203) | 中立 | -0.14% | △ 保ち合い | 決算の想定為替レートは160円、円安戻しが業績見通しの安心材料に |
| 藤倉 (4620) | 順張り | +4.85% | ◯ 想定通り | 前日売買代金ランキング上位で上昇目立つ |
| 三菱重工業 (7011) | 順張り | -2.22% | ✕ 想定外 | 決算好感された形で前日の売買代金ランキング上位に |
判定は 順張り=当日+0.5%超で◯/逆張り=当日+0.5%超で反発◯ 続落-0.5%超で✕/±0.5%以内は△。 海外株や日経先物など逆引き不可能な銘柄は「未検証」になります。予想は投資助言ではなく参考情報です。
前日の日経平均株価は202円高と反発したものの、値下がり銘柄数の方が多く上値の重い展開が続いた。それでも終盤にかけて円安方向への戻りが好感され、TOPIXやグロース株はしっかりとした上昇で終えている。業種別では非鉄金属が5.32%高とトップに立ち、AI・半導体関連への物色が波及し始めている兆候が見られた。
注目は米国市場の強さだ。ダウ・S&P500・ナスダックが揃って上昇し、S&P500は最高値を更新。ナスダック100は3%超、ファング・プラスは4%超、SOX指数に至っては6%超の急伸となった。背景にはイラン情勢の緩和期待による原油価格の下落があり、インフレ懸念の後退が金利低下・株高につながっている。さらにパランティア・テクノロジーが好決算を受けて急騰し、これがブロードコムなど半導体株全体への買いを誘発した可能性が指摘される。SOX指数は一目均衡表の雲を突破し、ナスダックも直近高値を更新するなど、これまで続いていた「高値を超えられず安値を割る」下落トレンドからの転換が意識される形となった。
こうした流れを受け、日経平均先物は1500円超の上昇となっている。為替は一時1ドル156円台まで円高が進んだ場面もあったが、157円台まで戻しており、この水準で落ち着くことが今の日本株にとって望ましいとされる。トヨタの決算における想定為替レートが160円であることを踏まえると、極端な円高は業績見通しに影響しかねないためだ。なお為替介入についてはIMFの3営業日ルール・6ヶ月ルールに照らすと、既に基準に近い回数の介入が実施されている可能性があり、今後の介入余地には注意が必要とされる。
個別では東京エレクトロン、ソフトバンクグループ、アドバンテストが前日の上位に顔を出しており、本日プラスを維持できるかが焦点となる。一方でレーザーテック(記憶者)は時間外で上昇し信用買残もやや減少したものの、倍率で見ると依然として需給は重く、25日移動平均線までは距離があるため戻りの持続力が試される。日経平均は一目均衡表の雲(6万4920円台)を寄り付き前に超えられるか、また寄り付き後に陽線を形成できるかが本日の焦点であり、地合いの強さを冷静に見極めつつ過度な期待は禁物との声も聞かれる。