| 銘柄 | 予想 | 当日騰落 | 判定 | コメント |
|---|---|---|---|---|
| 記憶者(字幕表記/メモリ関連銘柄) | 中立 | - | 未検証 | 週足で急騰後に急落。金曜売買代金ランキング1位で資金は依然集中するが値動きは荒い。 |
| 藤倉 (4620) | 中立 | +6.54% | △ 保ち合い | 記憶者と同様に上にも下にも大きく振れる値動き。金曜売買代金ランキング2位。 |
判定は 順張り=当日+0.5%超で◯/逆張り=当日+0.5%超で反発◯ 続落-0.5%超で✕/±0.5%以内は△。 海外株や日経先物など逆引き不可能な銘柄は「未検証」になります。予想は投資助言ではなく参考情報です。
週足チャートで振り返ると、記憶者や藤倉の値動きはあらためて急だったと感じさせるものだった。金曜日の売買代金ランキングでは記憶者が1位、藤倉が2位となり、依然として多くの資金と投資家がこの荒い値動きの銘柄に集まっている。株式投資の魅力は短期間で大きく資産を増やせる大胆な値動きにあるが、一歩間違えれば含み益は一気に吹き飛ぶ。15年の投資経験の中でアベノミクスで資産を増やしながらチャイナショックで失ったという経験も踏まえ、「利益は確定するまでは幻の数字にすぎない」という実感が今回もあらためて裏付けられた。
この実感を整理する軸として紹介されたのが、投資の名著が説く3つの教えだ。1つ目は株価の動きは予測不能だということ。暴落直前まで強気の見通しやアナリストの高い目標株価が存在していたにもかかわらず、記憶者や藤倉は暴落した。コイン投げ競争のたとえのように、連続的中も一定確率で偶然生まれるため、的中実績のあるインフルエンサーやアナリストの言葉も鵜呑みにすべきではないという。2つ目はインデックス投資の圧倒的優位性。手数料や信託報酬は下がり続け、非課税制度も充実する中、S&P500は先週最高値を更新し、週足のチャネルラインでも上半分を維持したまま上抜けており、上昇トレンドは崩れていないと分析する。3つ目は徹底した分散投資と長期保有。市場のタイミングを測らず、機械的に積立を続けて市場に居続けることが、感情的で非合理な取引を避ける仕組みになるという。
こうした教えを踏まえ、行き着いた結論は「キャピタルゲインは追わない」という一見非常識な方針だ。ただしインデックス一辺倒では個別株分析の面白さが失われるため、選んだのはインカムゲイン狙いの個別株投資。買った株が2倍になったら半分を売却してリスクを外す「10割半分手放し」というルールで着実に利益を確定しつつ、残りは配当を受け取り続ける永久保有株として育てていく。NISA枠を使えば配当への課税もなくなり、非課税の恩恵を保有し続けるほど享受できる。あわせて強調されたのが、短期で増やそうと欲を出さないこと、そして投資に飲み込まれて家族や自分の時間を犠牲にしないことの重要性だ。資産があっても心身が疲弊し家族の笑顔を失っては本末転倒であり、資産運用の目的はあくまで安心して生活できることにあるという姿勢が示された。